GCP(Google Cloud Platform)で、意図しない課金に対して救済してもらった話。
▼意図しない課金とその原因
インスタンスを停止して放置していたGCP。
請求メールを見てびっくりしました。
全く使っていないのにもかかわらず1カ月あたり4500円も掛かっていました。
※二ヶ月放置していました。
GCPのコンソールページからレポートを見ると、原因はストレージでした。
作成した1TB(1000GB)のディスクに対して一日あたり150円掛かっていました。
150円×30日=4500円。
Google Cloud Platform
インスタンス(仮想マシン)を起動していなくても、
仮想マシンで保持している1TBのストレージ料金だけで
一日150円掛かっていた。仮想マシン作って放置していただけで
一ヶ月に4500円掛かってしまった。
勉強になった。画像一枚目は料金の累計。二枚目は日別の料金。#GCP pic.twitter.com/tRt54RKErp
— ダル (@daz_jp) November 3, 2020
インスタンス(仮想マシン)を使って無くても、
ストレージ(データ保存)に料金が掛かるのは当たり前だと思えますが、
意識としてはインスタンスを停止している限り料金は発生しないと思い込んでいました。
▼サポートへ救済願いを出す
勉強代だと割り切って泣き寝入りしようかと思いましたが、
駄目元でサポートへ救済願いを出しました。
※放置していた二カ月分の課金に対して
結果を先に言うと、
3つの条件を提示され、それを飲むことで救済してもらえました。
条件1:今回だけ特別
条件2:どうなるかは審査の結果による
条件3:今回の様なミスを防ぐ対策案を提示する事
※条件3が審査において一番重要
救済願いを出した二カ月分の課金額は
GCPで使えるクレジットとしてアカウントへ付与されました。
▼GCPを使い始めた理由(ワケ)
AWS (Amazon Web Services)や
GCP (Google Cloud Platform)を使って
Daz Stduioのレンダリングを行っている人達をTwitterで見て、
自分も試したくなり、GCPの利用を始めました。
GPUにTesla T4を4枚使う環境が使いたかったのですが、
1枚しか申請が下りずに放置していました。
※Tesla T4 一枚だと手元のPCで使っているRTX2070SUPERよりも遅いため
▼参考リンク
アーキテクチャ図用のソリューション アイコン
Google Cloud Platform のアーキテクチャ図を構築するための公式のアイコンセット
AWS上でDAZ環境を組んだお話① – 花萌葱 – 雨宮さんち –
私もたどたどしく、Google Cloud Platformでクラウド環境DAZ STUDIO構築にトライ。
Irayプレビューが、えっ?というくらい早く出てきて怖い。GCPでのハマりポイントは2つ。
(続 https://t.co/Uq32r5Kyvj pic.twitter.com/cFh9EiWQIS
— かぶき (@kabukinger) July 19, 2020
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